4連休中に過去に貯めた録画番組を見ている。
その中で全く別番組だけど経済理論とその実践がペアになっていたので紹介する。
具体的には以下の2つ。
商品を売るための工夫を経済学的に解説した番組【出社が楽しい経済学】
と
その工夫をテレビショッピングで実現するとこうなると示してくれる番組【カンブリア宮殿】
経済学的理論では消費者は物の機能や品質以外の価値にお金を払うこともある。
これを消費の外部性という。
その価値には以下のような物がある
1ヴェブレン効果・・・高級感に価値を感じる Ex.高いワインに満足する等
2スノッブ効果・・・希少性に価値を感じる Ex.手作りの陶器等
3バンドワゴン効果・・・皆が持ってると欲しくなる Ex.流行、ブームの商品
この消費の外部性をうまく利用して、販促している企業がある。
テレビショッピング最大手のジュピターショップチャンネル。
番組中では売るための工夫として
1 注文数をリアルタイム表示、残りわずかの表示
2 買った客との生電話
3 カリスマゲストによる商品説明
4 ここだけの商品、価格の提示
をしていると述べられていた。
これを上の消費の外部性と関連づけてみると
1 注文数をリアルタイム表示、残りわずかの表示→希少性や流行
2 買った客との生電話→流行
3 カリスマゲストによる商品説明→高級感
4 ここだけの商品、価格の提示→希少性、高級感
ちゃんと理論通りの効果を狙って販促してる。
色々学ぶ所は多かった。