ライトついてますか-問題発見の人間学

ライトついてますか-問題発見の人間学

問題に対するときの姿勢を色々なケースを通して教えてくれる本。訳に難があって読みにくい。
この本の中に載っていた例でタイトルにも関係する話題を一つ紹介する。
前提:長い自動車トンネルがあり、その先にビューポイントがある。トンネル開通後、ビューポイントでライト消し忘れによるバッテリー切れが多発し問題となっている。そこでトンネル出口にライトを消すような標識を作りたい。どのような標識を作ればよいか?
考え中: 普通に考えれば、ライト消してくださいと書けばいいが、それでは夜でもライトを消す人がいるかもしれない。
ライトを消したままトンネルを走っている人はどうするのかという問題もある。
こう書けばいいのかな?
もし昼間でライトがついているなら、ライトを消しなさい
もし暗くてライトがついているなら、そのままで
もし昼間でライトが消えているなら、そのままで
もし暗くてライトが消えているならつけなさい。
とても長くて標識には使えないな。
結論:運転者に対して何から何まで言ってやる必要はないと仮定して、今の状況を思い出させてやればいいとする。
ライトついてますか? の一行で標識はOK.
ポイント:ごちゃごちゃいうより思い出させてやればいい。

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